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スタッフブログ

日々の出来事

果てしない大空と広い大地

いつも弊社のホームページをご覧いただきありがとうございます。

今回初投稿させて頂きます、倉辻です。

札幌宅商に入社して約1年が経ちました。

北海道の生活に慣れて、苦手だったジンギスカンも今では好物に変わりました。(生ラムのみ)

これからも寒波の方が続きそうですが、体調管理をしっかりしていきたいと思います。

 

 

今回は最近読んだ本について紹介させて頂きます。

 

みなさんなら、どう説明されるでしょうか?

 

今回ご紹介させて頂く本は

【バナナの魅力を100文字で伝えてください】

 

相手にしっかりと伝えているつもりなのに伝わっていない。と思ったことがある方は多いと思います。

これは、【伝える】と【伝わる】が全く異なるからです。

【伝える】は自分が主体であるのに対して、

【伝わる】は相手が主体です。

まずはここを理解することから始まります。

この本では、誰でも身につけることができる36の伝わる法則が書かれております。

私が関心・興味を持ったところをピックアップしてみなさんに届けられればと思います。

 

【伝える】ではなく【伝わる】

これがこの本でもっとも伝えたいことです。

 

この本では伝わる構造は「7階建てのビル」と表現されています。

 

7階・・・信頼感

6階・・・親近感

5階・・・聞く力

4階・・・見える化(相手の頭の中にイメージを浮かばせること)

3階・・・相手ベース

2階・・・納得感(理解する、腑に落ちる)

1階・・・ゴール設定

 

この中でも私が大事だと思うのは、「相手ベース」と「見える化」だと思いました。

相手ベース」とは相手が理解・納得・腑におちるように伝える事です。

その時、相手の納得が得られるように相手の頭の中にイメージを「見える化」できるように伝えていかなければいけません。

私が好きなテレビ番組「すべらない話」で芸人さんの話が面白く感じるのも「見える化」を使っており、聞き手が頭の中で想像できるから面白いのであると思います。

なので、「見える化」は、【伝わる】においてとても重要なものとなります。

 

伝わる構造だけ理解しても活用できなければそれは宝の持ち腐れですので、

本書で乗っていた伝わる技術16個から私が特に重要だと思うものを紹介させて頂きます。

 

①フリオチの法則

フリとオチはお笑いの世界でよく聞く言葉です。

フリ・・・相手に「この先きっとこうなるんじゃないか」とイメージさせること

オチ・・・イメージを裏切るような「意外性」や「驚き」のある結末を用意すること。

 

伝え方のフリとオチは「振れ幅を大きくして、より価値を見える化する」ための手法です。

 

例えば、子供が高校野球で甲子園に出場するとします。

その時にただ、甲子園に出場すると聞けば野球の上手な子供がそろってる強豪校なんだろうな

という印象を受けると思います。

 

でもこんなフリがあったらどうでしょうか?

 

「うちの子の野球部は去年まで1回戦負けが当たり前やったけど、指導者が変わって甲子園に出場することができたんですよ。」

こんな話を聞いたら驚きますよね。

・いったいどんな指導者だろう

・練習メニューはどんな内容だろう

・たった1年でなんでこんなに強くなったのか

このように一気に興味が湧いてきます。

 

フリとオチの間に意外性・驚き・新奇性・憧れがあると人の興味や関心が生まれる。

興味・関心があるから話が【伝わる】のです。

 

②比較の法則

比較をしないと魅力はなかなか伝わりません。

例えばスーパーに卵を買いに行ったとして、

卵が2種類あったら高い方・安い方どちらを買いますか?

私は当然安い方を選びます。多くの人は安い卵を選ぶと思います。

【安い卵を買ったのは、高い卵があったから】

これは価格を比較したことによって安い卵が際立ったのです。

ランチに行ったとき「人気NO,1」と書かれたメニューを頼みたくなるのも比較の法則の効果です。

 

また比較の1つに「ダメな部分を伝えることで、いい部分を引き立てさせる」という伝え方もあります。

訳アリ商品や不揃い商品などが売っていることがありますが、

これは「ダメな部分を伝えることで、いい部分を引き立たせる」を上手く使った手法です。

比較効果は絶大ですが、誰でも簡単にできるので積極的に使っていきましょう。

 

自分の思いが伝わらないことはよくありますが、

それは「自分の脳と相手の脳が見ている世界はそもそも違う」という事を前提で話をしていないからだと思います。

「コミュニケーションスキルが高い人」は人それぞれ考え方は違うことを前提に、相手の事を考えてやさしく話す人だと思います。

お客様に対しても、信頼感を得るために、お客様の立場になったことを想定して、

【伝える】のではなく【伝わる】をしていきこれからの業務の方に励んでいきたいと思っております。